和歌山 SL機関車(D51)輸送

和歌山県有田川町徳田に3月オープンする町鉄道交流館へ移設するため、同町のJR藤並駅前に展示されている蒸気機関車(SL)「D51」の引っ越し作業が、13日夜から14日にかけて行われた。
 トレーラーに載せられたD51は真夜中の住宅街をゆっくり移動、高速道路の下をすれすれにくぐる場面もあったが、約5キロを無事に“走行”した。
 13日午後10時、同駅周辺を通行止めにするなどして作業開始。全長約12メートル、幅約3メートル、重さ約80トンの車両を大型クレーン2台でつり上げ、トレーラーに移した。難関は湯浅御坊道路の高架下(高さ4メートル50)を通る道。高架と車両の煙突部分の間は1センチしかなく、作業員が高さを確認しながら慎重に動かした。その後、町の中心部を抜け、作業は14日正午頃、完了した。
So-netニュースに取り上げられました)