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K.I

輸送部

経営学部 商学科 卒

2018年4月の入社。2年目で、まだまだ知識・経験不足ですが、積極的に業務に取り組んできました。職業柄不規則なスケジュールで勤務することも少なくない中、家に帰れば一児のパパの顔をもち、仕事と家庭の双方を大切にしながら、自らの役割を果たすべく努力し続けるIさん。学生時代のエピソードや現在の仕事ぶりなどについてお話を伺いました。

K.I 作業風景

初めに、現在のお仕事内容について
教えてください

 輸送部なので何かを運ぶだけの業務だけと思われがちですが、実はさまざまな作業に関わっています。我々が輸送するモノは、長さ50m以上、重さ数百トンになる事もあり、輸送するにあたり事前に綿密に計画と準備、お客様との交渉や、役所との折衝などを行います。また、現場での誘導作業を行うこともあります。輸送の誘導時にはやはり気を遣いますね。住宅街や山間部などを大きな機材をぶつけないように通り抜けなければなりませんから。トレーラ運転士に少しでも負担をかけないように、配慮を心掛けています

この会社に入りたいと思ったきっかけは
何だったのでしょうか

 就職活動をする中でいろいろな企業を見てきましたが、初めてアチハを知ったとき「何だこの会社は!?」と驚きました。ホームページ内にある動画のスケールも凄くて、夢とロマンがあるなあと。こんな仕事をやってみたい、と強く思いましたね。

 その後、合同説明会に参加し、会社の業務説明を知れば知るほど、アチハの魅力に惹かれて選考に進みました。元々この部署に入りたいという希望がなく、当時募集していた工事管理部に配属され、2019年の1月から現在の輸送部に移ったんです。

K.I 作業風景

工事管理部から輸送部へ移って、どのような変化がありましたか

 僕の場合、仕事の内容的に大きく変わったということがなかったので、ギャップなどはなかったですね。さまざまな経験を積んできている運転士さんたちとの関わりが増え、多くの経験談を聞かせてもらっています。興味深いし、本当に勉強になります。それだけでも輸送部に入ったメリットは大きいなあと感じています。

学生時代のエピソードを教えてください

 大阪生まれ大阪育ちですが、高校時代は大分県の高校に野球留学をしていました。上下関係も厳しく、練習は本当に辛かった。先輩には従うのみで、「いいえ」とは言えない環境でしたね。マネージャーがいなかったので、洗濯等の雑用は全て一年生の担当。短期間で10キロ以上体重が落ちたこともありました。最後までレギュラーにはなれませんでしたが、3年間親元を離れてひたすら野球に打ち込んだことが自分の誇りですね。

 とにかく耐えた高校時代だったので、忍耐力はつきましたよ。今でも自信があります。出勤の日程が不規則なこの仕事を続けられているのは、野球部の経験が活きているからですね。苦しさで言うと、高校時代の方が上ですから。今は今で、もちろん大変なことはたくさんあるんですけれど(苦笑)

ご自身の「これぞアチハ魂だ!」と思われるエピソードを教えてください

 2018年GWの真っ最中に、事務所で別件の事務処理をしていました。その時、北海道の根室の現場から「お客様が用意した吊治具が合わない。本社から至急治具を送ってほしい」と要請があり、宅急便や飛行機便などいろいろ探したのですが、GW中ということもあり、明日に到着する方法がなくみんなでどうしようかと思案している時に「飛行機の手荷物として30㎏ある治具を2分割にして運べないか」となり、社長から「行けるか?」と尋ねられましたが、二つ返事で「行けます」と返答しました。

 GW中という事もあり、片道の飛行機だけなんとか予約できて、帰り便もなく、日帰りもできず、着の身着のまま釧路空港まで飛び、そこで機工部と合流しました。本当は家族との約束もありましたが、妻も「仕事だから仕方がないよね」と理解してくれました。その後、社長からは「運び屋I」と呼ばれ(笑)、入社したてにもかかわらずアチハ魂があると評価していただきました。他の社員たちにもその話は広まったので、周囲からの評価や自分を見る目もあのときから変わったと思いますね。

大切にしていることは何ですか

 会社の経営方針に、「家族を大事にしよう」と掲げられていることもあり、休日は家事を手伝ったり、みんなで出かけたりなど、家族サービスに徹しています。子どもはまだ小さくて手がかかりますが、やっぱり可愛いですね。出張で数か月離れると、再会したときの成長具合にびっくりするんですよ。毎日仕事で疲れていても、妻や子どもとテレビ電話で話すのが、僕の一番の原動力なんです。

 これまで常に家族を思い、仕事に邁進してきたIさん。アチハ株式会社の更なる飛躍とともに、今後ますますの活躍が期待されます。